林庭園設計で働くということ
雑木林には化学肥料も除草剤も必要ありません。自らの落ち葉や枯れ枝が地面に落ち、腐葉土となって積もります。土には有機物が常に供給され、木の養分となり、生き物の食料となり、生き物の働きによってふかふかの土になります。表土が覆われているため、雑草もあまり生えません。林庭園設計事務所で働くということは、庭に雑木林をお手本とした自然のサイクルを作るこということです。農薬によって生き物が住めなくなった土を、生き物が住める「有機的な土」に戻していきます。そこにお施主様のご希望に沿ったデザイン、使い勝手の良さ、古材の良さを加えて、林庭園設計の庭が完成します。
林庭園設計について